[SP-126]口虫暴力2 近藤麻美

近藤麻美の身体は、スタジオの冷たい床に転がされていた。

汗と涙が混じり、頰を伝う感触が、泥のような粘りを帯びる。

(須藤様……この痛みは、貴方の調教の影か。貴方の視線なら、こんな惨めさを、美しきいけにえに変えてくださるのに……)

スタッフの嘲笑が、耳元で低く響く。

彼女は、毒づきを吐き、体ごと飛びかかった。

小柄な肢体が、虚空を切り裂く。

だが、男たちの手が、無情に彼女を掴み、蹴り飛ばす。

投げられ、床に叩きつけられる衝撃が、肺の空気を絞り出す。

息が詰まり、視界が揺れる。

骨の軋む音が、内側から五感を震わせる。

(耐えなければ……須藤様の前で、鞭の痛みに耐えたように。この屈辱が、貴方の愛の証なら……)

心ならずも、アナルに熱い侵入が始まる。

ファックの摩擦が、内壁を抉り、予期せぬ快楽の波が、彼女の芯を溶かす。

惨めな喘ぎが、喉から漏れる。

涙が、床を濡らす。

男たちの小便が、温かく、臭く、肌に降り注ぐ。

食糞の強要が、口内を汚す。

苦い味が、舌を麻痺させ、吐き気の渦が腹を捩る。

(須藤様の浣腸のように、腸内の圧力が、魂を浄化するなら。この汚れが、貴方の所有の印なら……)

大型水槽のガラスが、彼女を囲む。

冷たい底に、大量のミミズが撒き散らされる。

ぬるぬるとした触感が、肌を這い、股間に強要されるオナニー。

指が、虫の群れを押し込む。

震えが、肢体を硬直させる。

絶叫が、ガラスに反響する。

(この闇の中で、貴方の記憶が、光のように……須藤様、こんな私を、永遠に調教して……)

だが、最後にスタッフのなだめすかしが、彼女を包む。

ご褒美のセックスプレイが、唐突に始まる。

男優の熱が、彼女を貫く。

だが、それは空虚だ。

(須藤様の冷酷な愛なら、こんな甘さなどない。この部分は、切り捨てられるべき……物語の果てに、ただの闇を残すために……)

麻美は、水槽の底で、静かに目を閉じた。

ミミズの蠢きが、彼女の運命を囁く。

(私は、貴方のいけにえ。永遠の闇の中で、咲く花のように……)

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