体の奥で腐り続ける疼きが、私を狂気の淵へと追いやる……。
強姦によって、マゾの血を刻印された私、愛川嘉子。
主人にも決して話していないことだが、私は花嫁修行中に不良グループに集団強姦され、その時撮られた全裸写真をネタに脅迫され、彼らの性奴隷にされていた時期がある。
私は連日のように彼らに呼び出され、まず床に四つん這いにされ、丸出しのヒップを左右に浅ましく揺さぶりながら、学生たちのモノをしゃぶらされた。
それが終わると、様々な屈辱的なポーズに縛られ、開き切った局部にバイブを突き立てられる。
それがブルブルと不快に動き出し、私が腰や太腿の肉をひくつかせて感じ始めると、彼らはベルトムチを持って私を取り囲み、好きなところをめった打ちにするのだ。
全身をムチに打たれながら私が狂ったように昇りつめてしまうと、腰の骨が外れるほどに両足を無理やり押し拡げられ、開き切った下腹部をライターで炙られたり、ムチでぶちのめされたりしながら、十人を超える学生に果てもなく、汚くのしかかられた。
そうした凌辱の責めを受ける日々は約半年も続いたが、そのグループが警察に捕まってしまったために中断された。
私の身体が傷だらけなのに気づいた母が、警察に通報したことを後で知ったのだが、不良学生からどぎつい責め嬲りを受けた間に、私の体は完全にマゾの悦楽に目覚めてしまっていたのだ。
その後、縁あって見合い結婚をした私は、下腹部に対するどぎついオナニーでマゾの欲情をまぎらせてきた。
だが、一度マゾの刻印を刻み込まれている私の下腹部は、なまじのオナニーではもはや、満足してくれない。
オナニーの致命的な欠点は、腰の骨が外れるのではないかと思うほどの強烈な縛りや、下腹部のヘアがけし飛ぶほどの苛烈なムチ打ちがないことだ。
また、男にのしかかられる時のたまらない圧迫感や、下腹部の奥深くに激しくエキスを放射される、背徳的なスリルを味わうこともできない。
それに、オナニーに耽れば耽るほど、私の下腹部があの頃の腐りきった悦楽を思い出し、もう一度本当の責めを受けたい気持ちが粘着質に募ってきてしまうのだ。
そんなある日、面会人があると告げられて管理人室に行くと、三十歳過ぎの、油断のない目つきをした男がタバコをふかしていた。
その黒崎という男は、私の体を上から下まで、ジロッと、値踏みするように見ると、いきなり質問してきた。
「あんた、これに心当たりがあるよな」
テーブルの上に無造作に並べられた十数枚の写真を見て、私は息を呑んだ。
それは、私が不良学生の性奴隷にされた頃、それこそ何百枚と撮られた写真の一部だったのだ。
私はもう生きた心地もなかったが、私がどぎまぎする様子を冷やかに眺めただけで、黒崎は意外にあっさりと話を打ち切って立ち上がった。
「俺のボスは杉村というんだが、この写真に覚えがあるあんたなら覚えているよな。以前にあんたがボスをサツに売ってくれたお礼に、これをあんたの亭主の勤務先やマンション中に配りたいんだとさ。これがあんたのものじゃないっていうんなら、あんたも自分のヌードを配って、人違いだってことを証明するんだな」
「バ、馬鹿なことを言わないでくださいッ!」
私は、自宅に着くなり茫然として座りこんでしまった。
今はっきりと思い出した。あの時の不良学生のリーダーは、確かに杉村という男だった。
杉村は私の体にマゾの血が流れていることを見抜き、縛りや吊り、それにムチやローソクなどを使った強烈な輪姦にかけて、私をマゾ奴隷に仕込んだのだ。
長さも太さも主人の二倍はあるような杉村のモノを思い出した私の下腹部が、ジンジンと、粘液質な疼きを始めるのを感じて、私は思わず両手でそこを浅ましくいじりまわしていた。
すぐに杉村から電話がかかってきたが、あれが自分の写真であることを知っている私は、もう彼の言いなりだった。
徹夜で責め抜いてやると予告され、私の下腹部が待ちきれないというように、早くも洪水のように濡れてくるのであった。
黒崎の後からズカズカと入ってきたのは、まさに杉村だった。
十年の間にすっかり貫禄がついて、まるで雑誌なんかでみる暴力団の組長という風貌だ。
応接間に上がりこんできた二人は、私の足をM字型に開かせてソファに座らせ、両手を後ろに組んだポーズにして、あらためて写真を撮りまくる。
「お前は俺をサツに売りやがった、札付きの裏切り者だからな。二度とそんな気を起こさないように、決定的な写真が必要なんだ。いやでも協力して貰うぜ」
背後の杉村が、私の右足を肘掛けから外して高々と持ち上げ、ただでさえ開き切った下腹部をさらに拡げて、黒崎に撮影させる。
フラッシュの音が下腹部に炸裂し、そこをどうしようもなく濡らした私は、右足だけでなく、左足までも背後から持ち上げられ、そして、自分の指でアソコを思い切り拡げ、カメラに無理に笑顔を向けた写真を撮影されてしまったのだった。
もう抵抗する気力を失った私は二人を寝室へ案内し、黒崎に強いられるままに、ベッドの上で大きく両脚を拡げ、腰を浮かし下腹部を思い切り突きだしていった。
「ねえ、嘉子のオマンコは、やればやるほどやりたくなるのよ。嘉子、もう我慢できないわ、このオマンコを何とかしてッ!」
腰をくねらせて黒崎のいう通りのセリフを口にする嘉子だったが、黒崎が下腹部のぬめりをアヌスに塗りこんで、そこに細身のバイブを押し込んでくると、演技どころではなく本当に下腹部が疼き始めたのだった。
アソコをヌルヌルに潤した嘉子は、枕に腰掛けている杉村の股間に首を突っ込み、そびえ立ったモノを口に咥えた。
杉村は、両腿で嘉子の首をはさみつけ、おまけに両手で嘉子の髪を掴んで、嘉子の顔を股間にぐいぐいと、執拗に押しつけてくる。
苦し紛れに嘉子が潰れたようなうめき声を上げると、黒崎が無茶で陰湿なことを言い出した。
「『ムグー』じゃ何のことか分かりやしねえ。上の口が使えないのなら、下の口で何とか言ってみなよ。さもないと、お前のオマンコを黒焦げにしてしまうぞ」
「カチッ」とライターをつける音がして、嘉子の下腹部を熱い炎が容赦なく襲ってくる。
ライターの炎で下腹部をあぶられながら、高々とせりあがったヒップを左右に振ったり、股を開いたり閉じたりして、無理な、倒錯した注文に浅ましく応じる嘉子だった。
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