乳房を弄ばれるのがとても快感……年下の不倫男性を私好みのサディストに。
テレビを観ても、女性雑誌を開いても、今や毎日のように取り上げられている不倫。
現に私と同じ主婦をしている友人も不倫をしていたし、世間のことは、ついこの間までは私には全く関係のないものと考えていました。
ところが、去年の夏の終わりに自動車教習所に通うようになったことから、私はとうとう不倫という、それもSM色に染まった甘美な泥沼の中へ踏み入ってしまったのです。
私の名は杉浦都美子、二十八歳になる専業主婦ですが、子供はまだいません。
夫の勧めもあって運転免許を取ろうと教習所へ通うことにしたのです。
初めてハンドルを握った時、教官として横に座ったのが、今の私の不倫の相手でした。
彼の陽に焼けた端正な顔立ちが、特に顎を覆う、濃くて堅そうな髭が、以前の恋人を彷彿させたからです。
私は無意識に彼を求めた。
教習所へ通う私は必ず彼を指名しました。
彼もまた親切丁寧に指導してくれて、仮免に進む頃、オフの彼からドライブに誘われ、私達は当然のようにモーテルに入ったのでした。
私はひどく後ろめたいような、恥ずかしいような、嬉しいような複雑な気分でシャワーを浴びました。
バスルームの鏡の前で、私は自分の裸身を映してみました。
ヒップや太腿には適度に肉が付き、肌は水滴をはじいて十分に張りきっています。
私は妖し気に二つの乳房をそっと抱きかかえました。
何よりもこの乳房が私の自慢でした。たっぷりと肉感的で、それでいて垂れずに前方に突き出している形の良さ。
乳首はピンク色で、私はツンと張りつめる敏感な、自慢の乳房をゆらめかせながら彼の目の前に突き出すと、「ねえ、ギュッと思いきり握ってみて。私を痛めつけて」と、胸を反らせて甘くねだったのです。
「本当にいいおっぱいだな。奥さん、たまんないよ」
彼は、私の二つの乳房を観賞するように、じっくりと両の掌で撫でさすってから、躊躇なくギュッと握り潰しました。
「ああっ!」
激痛に、私は思わず弓なりにのけ反っていました。
彼は握り潰した上に、乳首をつまみ、ねじり上げるのです。
それでも私は、のけ反ったままジットしていました。
激痛の中に混ざって見え隠れする快感。
私はこのなんとも言いようのない、背徳的な悦びが大好きなのだと、自分の肉体が告げていました。
「ああ、噛んで……そこをそっと噛んでちょうだい。もっと私を苦しめて」
乳房のふくらみを甘く噛んでくれる彼。ジーン、と子宮が痺れてしまう。
「もっと、うふぅ、もっとして……あなたの手で、もっと私を壊して」
私の倒錯した反応に彼もサディスティックな気分になったのか、今度はもっと本気で噛みついてきました。
「ヒイッ、許してぇ! 痛いのに気持ちいい!」
歯に触れる肉の感触を楽しむかのように、身悶えすればする程、何度も何度も噛みついてきました。
「いい、いいわぁ……ああん、たまらないィッ。私のこの乳房を、貴方のものにして」
この瞬間、私はこの歳下の彼を、私好みのサディストにしてしまおうと決意したのでした。
私のM性が、彼を調教し始めたのです。
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