この作品は、SMの知識に乏しい濱岡樹里を、徹底的に調教する儀式だ。
ストーリーなどない。
ただ、彼女の肉体が、未知の痛みと快楽の狭間で変容していく過程を、冷徹に記録したものだ。
冒頭、応接間のような部屋で、軽いインタビューから始まる。
すぐに乳房を露わにされ、後ろ手に縛られ、ローターの責めで反応を試される。
乳房は大きく、形が美しく、縄が肌に食い込むさまは、まるで運命の枷のように映える。
感度は鋭く、絶頂に追い込まれる。
さらに足を縛られ、太いバイブで責め立てられ、連続の恍惚に息も絶え絶えだ。
あの痙攣は、奥村留美が公園の闇で敏感な秘密を暴かれた時の、震える肢体を思い起こさせる。
横になって強制開脚、脇を見せつけられた縛りで、手マンが続く。
ここでも、彼女は声を押し殺せぬ絶頂を迎える。
場面が変わり、素っ裸で片足立ち縛りでの鞭打ち。
スレンダーな体躯と大きな胸が、鞭の軌跡に揺れる。
マゾ気は薄いようで、恍惚ではなく本気の痛みに耐える。
鞭の連打は派手な音を立て、彼女の絶叫が廃墟のような部屋に響く。
後半の超連打では、泣き叫び、片足で体を大きく動かし、乳房が揺れるさまは、倒錯のエロスを湛える。
あの痛みの叫びは、中山優子が冬の夜に浣腸を抱え、腹の圧に耐え凌いだ苦悶を、静かに映す。
さらに前手に縛られ、転がされ、熱ロウの責めへ。
熱さにのたうち回るが、命令に従い体の向きを変えるけなげさ。
手マンされながらロウを垂らされると、快感が勝ち、絶頂を迎える。
だが熱さが蘇り、激しくのたうち回りながら声を押し殺す耐え忍ぶ姿が、被虐の美を刻む。
そのまま股間に太いバイブを突き刺され、フェラ奉仕。
挿入を懇願し、正常位からバックで、凄まじいよがり方だ。
彼女はマゾではないが、感じやすいスケベ娘だ。
股間の刺激があれば、痛みさえ快楽に転じる。
鞭打ちの本気の苦痛が、かえって真実味を帯びる。
恥じらいがあり、生意気さもなく、顔も可愛い。
何よりスタイルが最高で、縄がよく似合う。
ハードな内容で、満足のいく一作だ。
この変容の過程は、畑野安香里がクリトリスにピアスを穿たれ、痛みの果てに恍惚を見出した軌跡を、穏やかに思い起こさせる。
私の妄想を小説化する際、このような未知からの覚醒は、永遠の所有欲を掻き立てる素材となるだろう。
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