廃墟のようなスタジオの隅で、姫ゆりは膝を抱え、息を潜めていた。
組まれた脚の間から、微かな震えが伝わる。
(須藤様……この身体は、もう貴方のもの。なのに、なぜこんな場所で……)
黒田透の影が、彼女の視界を覆う。
監督の視線は、冷たい針のように肌を刺す。
ゆりは、ハイヒール桃子を思わせる美貌を、わずかに伏せた。
黒髪が頰を滑り、汗の匂いが鼻腔をくすぐる。
(この顔が、貴方を思い起こさせるのかしら。須藤様の調教で、笑顔の裏に潜む闇を学んだのに……)
プレイの幕が開く。
バラ鞭の音が、空気を切り裂く。
申し訳程度の痛みが、背中を走る。
だが、それは序曲に過ぎない。
黒田の指が、彼女の臀部を這い、アナルの入口を探る。
(ああ、須藤様の儀式のように、静かに、でも容赦なく……)
浣腸の管が、冷たい金属の舌のように侵入する。
液体が、腸内を満たす。
大量の重みが、腹を圧迫し、ゆりの息を浅くする。
(耐えなければ……須藤様の前で、耐えたように……)
アナル責めの連鎖が始まる。
バイブの振動が、内壁を震わせ、排泄の衝動を煽る。
ゆりの指先が、床に食い込む。
汗が、背中を伝い、塩辛い味が唇に触れる。
(この痛みの中に、快楽が潜む。須藤様が教えてくださった、歪んだ純愛……)
大量浣腸の波が、次々と襲う。
バリエーション豊かな液体が、腸を膨張させる。
排泄の瞬間、放物線を描く奔流が、床を汚す。
ゆりの視界が、涙で滲む。
(恥辱の匂いが、部屋に満ちる。須藤様なら、この瞬間に、優しく撫でてくださるのに……)
アナルファックの熱が、彼女を貫く。
黒田の動きが、ドスの利いたリズムで、ゆりの芯を抉る。
(須藤様の記憶が、身体を熱くする。この痛みが、愛の証……)
クライマックスで、ゆりは絶頂の淵に落ちる。
腸内の残滓が、混じり合う感覚が、五感を溶かす。
(私は、貴方のいけにえ。永遠に、この闇の中で……)
黒田の影が退くと、ゆりは床に崩れ落ちた。
ハイヒール桃子のような笑みが、かすかに浮かぶ。
(須藤様、この身体は、貴方の物語の一部。いつか、貴方の筆で、永遠に……)
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