この作品はアートビデオ初期の名作、1985年制作の「射肉祭 No.1040」。
陽光が差し込むマンションの一室で、裸エプロン姿で掃除をする吉成加代子が、黒田透扮する見知らぬ男からの電話で突然、窓際のベッド上で電気掃除機によるオナニーを強制される。
その後連れ去られ、廃屋で徹底的に責め倒されるというバイオレンスSMだ。
吉成加代子は肉感的なプロポーションと色気のある顔立ちで、被虐心を強くそそる。
廃屋での責めは洋服切り裂き、イカセ責め、フェラしながらの熱蝋責め、ファックと古典的な流れだ。
冒頭に逆さ吊りで嬲られるシーンがあるものの、オムニバス的な扱いで本編では特に強調されていない。
初期作品ゆえ仕方ないが、ハード鞭や浣腸の不在は物足りない。
この電気掃除機強制オナニーの描写は、私が中山優子に日常の家事中に突然玩具を挿入させ、耐えきれず腰を震わせた夜を静かに思い起こさせる。
吉成加代子の肉感的な肢体が熱蝋とファックで崩れるさまは、畑野安香里がクリトリスに熱を浴びながらもだえ狂った瞬間にも通じる。
私の妄想を小説化する際、このような日常からの拉致と古典的責めは、女性の日常を一瞬で所有物へと変える過程を描く上で有用な素材となるだろう。
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