この作品は、1990年代末を代表するSM女優・篠原真女の主演作だ。
彼女は美形の顔立ちにたわわな乳房、くびれた腰という完璧なプロポーションで当時非常に人気があった。
しかしその人気ゆえか、彼女の出演作で度肝を抜くような強烈な責めに出会った記憶がほとんどない。
出演本数が多すぎるため、極端なハズレはないものの、心の奥底に深く刻み込まれるようなシーンが少ないのも事実だ。
この作品はアートお得意のガンガンイカセまくる設定だ。
顔の冴えない女優であれば本当にクソビになりかねない内容だが、篠原真女の個人プレーにより平均以上の出来に仕上がっている。
彼女の乳房が激しく揺れながら連続絶頂を迎えるさまは、確かに見応えがある。
だが、私が中山優子に課したような、痛みと快楽の狭間で完全に意志が溶解する反応とは一線を画す。
畑野安香里がクリトリス責めで耐えきれず涙を流しながら達したような、内側からの崩壊の深みには欠けている。
篠原真女の肉体は確かに魅力的だが、所有欲を強く掻き立てるほどの被虐の輝きは感じられなかった。
私の妄想を小説化する際、このようなイカセ中心の作品は参考程度に留まるだろう。
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