それから、どれ位の時がたったのだろうか。私にとって、丸裸で後手に縛られた姿でベッドに横たわる時間は、永遠にも思える長い屈辱だった。
すると、彼が荒縄を持って入ってきた。
もう少しで緩みかけていたバスローブの紐がほどけそうだったのに、それを見て私はもう心の中で泣き叫んでいた。
「小雪の体を、この荒縄で美しく縛り上げてあげようね」
そう言いながら彼は、私のバスローブの紐を無造作にほどき始めた。
私は、この時しかないと思い、彼をはねのけようとしたが、若い男の力に勝てるはずはなかった。
それどころか、健太郎を怒らせてしまうことになろうとは……。
「なめるんじゃないぞ、小雪。俺の命令に逆らうな」
健太郎は私のバスローブを一気に剥ぎとり、一糸まとわぬ生まれたばかりの姿にして、改めて丁寧かつ残虐に荒縄で縛り始めた。
「痛っ、健太郎。ちょっと痛いから、もうやめてよ!」
「何、言ってやがる、この淫乱女」
どこで覚えたのか、あっという間に彼は私の体を縛り上げていた。私は完全に無力な獲物となった。
「きれいだよ、小雪」
彼は私の弾力のある乳首を指でねっとりとはじき、ニヤニヤと嘲りの笑みを浮かべていた。
そして、今度は脚を思いっ切り開かされた姿で、ベッドに横たわらされたのでした。
「よし、まず最初は蝋燭責めといくか」
そう言ってベッドの下の引き出しから、健太郎は太い蝋燭を取り出した。
「い、いつの間に、こんな物、用意してたの!」
私は悲鳴をあげたが、彼はただニタニタと笑っているばかりで、取りつく島もありません。
ライターで蝋燭に火をつけると、私をうつぶせにし、背中に蝋を垂らし始めた。
「あつっ……!」
それはただただ熱いばかりだった。みるみるうちに私の背中は、赤く腫れ上がっていった。
「ようし、蝋燭は、これまで」
そう言って蝋燭の火を消すと健太郎は、「次は、これでちょっと綺麗にしてやろうな」と言って、女性用のムダ毛を処理するシェーバーを取り出しました。
「何するの、やめて!」
泣き叫ぶ私をじっと見つめて、彼は、「動くと、怪我をするよ。じっとしていれば、すぐにつるつるに綺麗になるからね」と、冷たい声で言い放ち、シェーバーのスイッチを入れ、私のしげみの上に押し当てたのでした。
「ガリガリッ……」
「あー。いやー!」
「毛が縮れていて、うまくいかないもんだなあ」
そう言いながらも、丹念に私の秘部に顔を近づけ、割れ目の間からお尻の穴まで、何度も何度もシェーバーを這わしていきました。
添えていた指がいやらしく肉ひだを分け、私の隠れていた蕾の芯に触れた時、私の体は意志に反して、又もやピクンと跳ねてしまいました。
「おおっ、よがってるのか、小雪。もうすぐだから、じっとしていろよ。小学生の時のようにつるつるに、綺麗にしてやるからな」
屈辱の快感に、私は体の力がスーッと抜けていくのがわかりました。
抗う気力が、剃り落とされていくようでした。
「よし、上出来。おい小雪、見てみるかい?」
そう言って手鏡で、私に毛のなくなったオマンコを見せるのです。
「よく見てごらん。こんなに綺麗に毛がなくなったのに、おまえのあそこはパックリと口を開けてるよ。ひょっとして、ここの穴に、何か入れて欲しいんじゃないのかい?」
そう言って私の秘部を覗き込み、言葉の暴力で犯し始めるのでした。
指も触れずに、ただただヒワイな言葉の限りを、私の肉体にあびせ続けました。
真昼間に煌々と灯りのついたその下で、大股開きにされ、体中縄に縛られ、身動きできない。
そんな恥ずかしい姿を、私は客観視させられていました。
「信じらんない」
もう私は私でなく、これは夢なんだわ。そんな現実逃避の心境にすら陥っていました。
「さあ、お次は何で遊ぼうか」
そんな健太郎の言葉も、どこか遠いところで響いているようでした。
その時です。
彼が急に私の下腹部を手で強く押しました。
「アッ……」
それまでは、ただただ恥ずかしいばかりで何も考えられなかったはずの私なのに、突然に強い尿意を覚えたのでした。
人間、一度尿意を覚えると、もう忘れることはできなくなるのですね。
努めて他の事を考えようと思えば思うほど、私の膀胱はプックリと膨れ上がるような気持ちになってきました。
「ね、え、健太郎くん。ちょっとお願いがあるんだけれど、いい?」
「何だよ」
「ちょっとだけでいいから、体のヒモをほどいてくれない?」
「どうしたんだい?」
「うん。その……あの……」
「はっきり言わなきゃ、わかんないなあ、俺には……」
「あのさー。ちょっとトイレに行かせてくれない?」
「あーそうか。小雪ちゃんオシッコがしたいんだ。それともウンチの方かな?」
「ちがうわよ、小の方よ。ね、え、だからトイレに行かせて、お願い」
「ここで、すればいいじゃんか」
「何、言ってるのよ、子供じゃあるまいし、トイレぐらい行かせてよ、お願いだから」
「いやだよ。俺は小雪がいつも偉そうにお姉さんぶって、俺のことガキだと思っている、そのプライドが許せないんだ。だから今日は俺の目の前で、おまえがオシッコする姿を見せてもらうんだ」
そう言いながら健太郎は、私の脇の下をくすぐり始めました。
「アッ、ダメダメ。ふざけないでちょうだい!」尿意と快感が入り混じり、私は身悶えました。
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