【いたずらから露出癖を見出される】奥村留美(19歳・事務員)の場合

留美が高校の制服を脱ぎ、社会人となって数ヶ月が経った頃。

無垢な少女が、大人の女へと変じるのは、ごく自然な流れだった。

秘密を共有し、その悩みを私だけが知っているという事実が、二人の距離を急速に縮めたのだ。

お世辞にも偏差値が高いとは言えない高校から、名前も知らぬ地元の中小企業へ就職した彼女。

慣れない仕事の疲れと、大人の世界への戸惑い。

そんな彼女の唯一の逃げ場が、私との密会だったのかもしれない。

会えば必ず肌を重ねる。

その生活が日常になるのに、時間はかからなかった。

あの異常なまでの「敏感症」は、SEXの快感を覚えることで、留美の理性をあっという間に麻痺させ、彼女を快楽の虜にした。

残業で遅くなった夜は、ホテルへ行く時間すら惜しみ、人気のない公衆便所で、獣のように貪り合ったことも一度や二度ではない。

(このままでは、彼女は壊れてしまうかもしれない)

その強すぎる感受性を、私自身がコントロールしてやらねばならない。

だが、私は物足りなさを感じ始めていた。

彼女の悩みが、単なる「感じやすい身体」という利点へと安住してしまうことを、私は許せなかった。

あの恥辱こそが、彼女の核なのだ。

私は、彼女の「悩み」を、再び「羞恥の道具」として意識させるための、最初のステップを提案することにした。

「留美。……二人のSEXを、もっと特別なものにするために、試してみたいことがあるんだ」

残業で疲れた彼女をホテルのベッドで抱きしめながら、私は優しく切り出した。

「ノーパンで、生活してみないか?」

奥村留美

もちろん、”開発”や”調教”などという言葉は使わない。

ただ、二人のための、甘い秘密のゲームのように。

「出勤日でも、休日でも。私が指定した日は、ノーパンで生活するんだ」

「パンツを、穿かない……?ナプキンもなしで……?でも、須藤さんが望むなら……」

彼女は一瞬、戸惑いに目を見開いたが、私の言葉を疑うことを知らない純粋な瞳で、こくりと頷いた。

私が本当に確かめたかったのは別のことだ。

初潮以来、あのナプキンという名の鎧を失った彼女が、剥き出しの敏感な核を抱えて、日常をどう過ごすのか、その反応を想像し、密かな愉悦に浸っていた。

想像するだけで、口の奥が乾いた。

それから数日後。

初めてノーパン出勤を指示した日の夜。

いつもの待ち合わせ場所に着くと、帰宅ラッシュでごった返す駅前に、彼女は不安そうに佇んでいた。

人混みの中に、留美の姿を見つける。

(ノーパンで、あの人混みの中に立つというのは、どんな気分なんだろうな)

私のほうが、彼女の反応を期待して”ドキドキ”しているのがおかしかった。

普段はそれなりに流行を追った服装の留美が、その日に限って、腰までのハーフコートに、膝丈のタイトスカート、そして肌を隠す黒いタイツという、やけに地味で防御的な格好をしているのが、彼女の内心を物語っているようだった。

その必死の武装が、彼女の内心の動揺を何よりも雄弁に物語っていた。

「今日もお疲れさま。待ったかい?」

「ううん、大丈夫!問題なし!」

健気に笑うその笑顔が、私の内側にある何かを、また少しだけ苛立たせる。

「……寒いし、さっさとお店に入ろう」

「だね!」

いつもの駅ビル内のレストラン。

洒落た店は、二人とも落ち着かない。

注文を済ませ、水滴のついたグラスを指でなぞりながら、私は核心に触れた。

平静を装いながらも、私の声は自分でも気づくほど期待に上擦っていた。

「……ノーパン生活は、どうだった?慣れたかい?」

「うん、なんか、今までより快適かも。パンツ穿いてた時は、どうしても擦れるのが嫌でナプキン当ててたけど、パンツがないから、そもそも擦れないみたい」

留美は、私が期待していたような羞恥の表情は見せず、意外にもけろりとした顔で答えた。

(……擦れない?)

「羞恥心で、いつもより感じてしまう」……そんな答えを期待していた私にとって、それは拍子抜けする感想だった。

「へえ、そうなんだ。でも……タイツは擦れたりしないのかい?」

私は、さらに探りを入れる。

「タイツは、動いてると隙間ができるから平気だよ。でもね……下の毛が、タイツの網目からチョロチョロ突き出てきちゃうのが、ちょっと厄介かな」

その強がった答えに、彼女の健気さに、より深い愛おしさと加虐心を覚えた。

(……そうか。その羞恥心は、まだ残っているんだな)

「そっか。ノーパンは問題ないんだね。良かった」

そう答えながらも、私の頭の中では、次のステップが組み上がり始めていた。

食事が終わり、店を出る頃には、午後10時を回っていた。

「もう、出よっか」

「うん、そうしよ」

同じ駅を利用する私たちは、帰りの電車も一緒だ。

最終に近いそれは、帰宅する人々で身動きが取れないほど混雑していた。

(……確か、今日はノーパンなんだったな)

人波に押され、留美と私の身体が隙間なく密着する。

この状況が、私の中に悪戯心を芽生えさせた。

そうだ、痴漢プレイだ。

コートが壁となり、私たちの下半身を周囲の目から隠している。

彼女の背後に回り、コートの上から腰を抱く。

密着した状態で、タイトスカートの裾を捲り上げるのは、想像以上に難しい。

「……んっ」

留美の身体が強張る。

私の手の感触に、彼女は気づいたはずだ。

しかし、抵抗するどころか、周りにバレないよう、自らそっと腰を浮かせ、スカートが捲り上がりやすいように協力してくれている。

それは、背徳的な共犯の証だった。

(……本当に、素直な子だ)

ようやく、タイツ越しに、彼女の恥骨のあたりまで指が届く。

「……チクチクするね」

耳元で囁くと、留美の肩がビクリと跳ねた。

タイツの上から、彼女の言っていた通り、硬い毛が指先に触れる。

まだ、あの敏感な核には触れていない。

だが、電車の中というシチュエーションが、彼女を興奮させているのは明らかだった。

俯いたまま、返事もせず、ただなすがままに身を任せている。

(タイツの中に、直接手を入れたい……)

だが、この混雑では不可能だ。

そうこうしているうちに、乗り換えの駅で多くの客が降り、密着状態は解消された。

耳まで朱に染め、ただ耐える彼女の姿に、私は欲望を掻き立てられた。

(……見つけたかもしれない)

私は、彼女の中に眠る、露出という新しい扉の在処を見出してしまったのかもしれない。

降車駅に着く頃には、留美も平静を取り戻したように見えた。

だが、遅くなった夜は、いつもの儀式が待っていることを、彼女も承知しているはずだった。

奥村留美

公衆便所のある、あの思い出の公園へ。

手を繋いで歩きながら、いつもと違い、彼女の手がじっとりと汗ばんでいることに気づいた。

「須藤さん、あのね、今日会社で……」

「……なんか、今日、やけにおしゃべりだね」

「え、そうかな?普通だよ?」

やけに饒舌になるのは、まだ身体に残る背徳的な興奮を、必死に誤魔化そうとしているからに他ならない。

公園に着く頃には、人影は一つもない。

私たちのお気に入りは、例の鉄棒がある”児童遊園地”。

そこに設置された東屋のベンチが、私たちの定位置だ。

ベンチに腰掛けるなり、私は留美にキスをし、その身体を抱き寄せた。

「……ん、ぁ……っ」

電車内での痴漢プレイが、彼女の感度に火をつけていたのだろう。

普段よりもずっと早く、その息遣いが荒くなっていく。

いつもなら、このまま公衆便所の個室へ移動する。

だが、今夜は、さらに彼女を興奮させるために、ここで、このベンチで、彼女を抱くことに決めた。

「コート、脱ごうか」

ニットのセーターだけになった上半身が、夜の冷気に晒される。

だが、興奮している彼女は、寒さなど感じていない様子だった。

私はベンチから立ち、彼女のタイトスカートの脇にあるファスナーに手をかけ、一気に引き下ろした。

ホックが外れ、スカートはスルスルと音もなく足元に落ちる。

下半身は、黒いタイツだけの、あまりに無防備な姿になった。

留美は、その状況に驚くでもなく、自ら地面に落ちたスカートから片足ずつ抜き、丁寧に畳むと、そっとベンチに置いた。

(……ああ、もう、自覚しているんだ)

その目が、とろりと熱に浮かされ、陶酔している。

彼女は、自らの”露出癖”を、今、この瞬間に受け入れたのだ。

私は、ぼんやりと闇に佇む留美を引き寄せ、ベンチに座る私の股の間に、後ろ向きに座らせた。

そのまま背後から強く抱きしめ、彼女の顔だけをこちらに振り向かせて、深くキスをする。

「……ん……ふぅ……っ」

ニット越しに胸を揉みほぐすと、身体が小刻みに震え始めた。

右手で、タイツの上から突き出ている硬い恥毛に触れると、また”ビクンッ”と、あの分かりやすい反応が返ってくる。

「あぁ……!だめ、そこ、すぐ……!」

タイツ越しだというのに、感じ過ぎてしまったのか、留美が必死に脚を閉じようと抵抗する。

だが、私の両足で彼女の靴を上から踏みつけ固定してしまえば、その脚は無残に開かれたまま、なすすべもなかった。

逃げ場は、ない。

「……そろそろ、イきたくなったんじゃないか?」

ベンチに座ってから、初めての言葉。

「イ、イきたい……けど……か、感じすぎて……からだが……っ」

ガクガクと身体を震わせながら、彼女が答える。

「そう。じゃあ、続けてあげるね」

私は、彼女の最大の急所である、あの場所への刺激を再開した。

「気持ちが良かったら、声を出してもいいんだよ。……もしかしたら、誰か、まだ公園にいるかもしれないけどね」

その羞恥心を煽る言葉が、引き金だった。

「あ、ああああッ!いや、だめ、みられ……っ、んぅううう!!」

羞恥心が、彼女の最後の理性を焼き切った。

身体が爆発したかのように暴れだす。

その反応が、私の嗜虐心をさらに燃え上がらせる。

(……ああ、楽しい。本当に、楽しい……)

この純粋な身体が、私の言葉一つで、快楽に堕ちていく。

まだ5分も経っていないというのに、留美は息もつけないほどの、連続絶頂を迎えていた。

「そろそろ、入れてみようか」

「え……ここで?トイレじゃ、ないの……?誰か来たら……!」

「大丈夫……誰もいるわけないから」

「い、い、いい……です……」

「どこに、入れてほしい?」

「……る、留美の、アソコ……」

「アソコ、とは?」

「…………」

「言わないと、分からないな」

「……お、オマンコ……」

声にならない声で、彼女が答える。

「そうか、オマンコだね。じゃあ、ここに穴を開けないと」

その言葉と同時に、私は彼女のタイツの股間部分に指を突き立て、力任せに引き裂いた。

「ビッ、ビッ、ビリビリ……ッ!」

静まり返った公園に、布が破れる乾いた音だけが響き渡る。

「はぅ……んっ!」

その音と衝撃だけで、留美は再び身体を震わせ、絶頂に達した。

破れたタイツの穴から、白く透き通った肌と、濃い恥毛が覗いている。

黒いタイツとのコントラストが、倒錯的な美しさを描き出していた。

「……留美は、こういうのも好きなんだね」

彼女は、こくり、こくりと頷くだけで、もう会話もできない。

私は、痙攣が続く留美をそのままに、自らのズボンをくるぶしまで下ろした。

硬く昂った熱の楔を、愛液で滑るそこへ、一気に突き入れる。

「あっ……!んぐぅ……ッ!」

挿入の衝撃だけで、留美はまたイってしまった。

ゆっくりと腰を動かし始めると、彼女はもはや”イク”のではなく、”イき続けている”としか表現できない状態だった。

(ああ……屋外という、この状況が、彼女をここまで……)

奥村留美

屋外という開放感。

破かれたタイツという拘束感。

その矛盾した刺激が、留美を狂わせていく。

絶頂の痙攣が途切れることなく、彼女の身体を波打たせた。

私は、ものの数分で限界を迎え、初めて、彼女の膣内深くに、熱い奔流を放ってしまった。

「……っ、ごめん、中に……!」

膣内が熱い精液で満たされる感覚に、留美が気づいているのか、いないのか。

まだ快楽の余韻に耽り、うっとりと目を閉じている。

私は、その震える身体を後ろから強く抱きしめ、髪を撫でながら、長くキスをした。

「SEXの後のこれが、すごく幸せ」と、彼女はいつも言う。

(……本当に、幸せそうな顔をしてる)

落ち着きが戻った頃、私はティッシュで、二人の体液を丁寧に拭き取ってやった。

ベンチのスカートを穿かせ、コートを羽織らせる。

時計を見れば、公園に来てから、まだ1時間も経っていなかった。

留美の自宅へと向かう道すがら、手を繋ぎながら、私は尋ねた。

「いつもより、興奮していたみたいだね」

「……うん。すごかった……」

「そっか。たまには、こういうのもいいのかもしれないね」

彼女は、はっきりとは答えなかった。

だが、その火照った頬と、潤んだ瞳が、何よりも雄弁な答えだった。

(間違いない。この子は、確実に露出狂マゾになる)

その時、留美が「あっ!」と小さな声を上げた。

「……垂れてきた!」

「えっ?ちゃんと拭いたのに……」

慌てて立ち止まり、スカートを捲り上げると、太腿を伝った白い体液が、タイツの破れ目からベットリと滴り落ちていた。

「……中に出したからだね」

ティッシュでそれを拭き取りながら私が言うと、留美は、すべてを承知した顔で、静かに呟いた。

「……そう、だと、思う」

留美は、やはり気づいていた。

初めての膣内射精。

それも、屋外で、タイツを破かれて。

それなのに、彼女は、何の戸惑いも見せない。

その素直すぎる受容に、私は、言い知れぬ安堵と、そして、この純粋な少女をどこまでも堕としてしまいたいという、底知れない恐怖にも似た興奮を覚えていた。

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