健太郎の手つきは早く、そして舌で舐めるように嫌らしく、黒棒を操作していました。
もう私の秘部は、排泄の時のように、ぐっしょりとシーツに丸い染みをつける程に、愛液をほとばしり落としていたのでした。
肉体は完全に彼の支配下に落ちていた。
縄で縛られたはずの私の手は、いつしか解放され、無意識に彼の股間に伸びていました。
そして夢中でブリーフの中から、彼のいきり立ったペニスを取り出して、衝動的に口に含んでいました。
健太郎の雄々しい肉棒も、私に深く侵入している黒棒に負けないくらい、激しく昂っていました。
「小雪が、こんなことするなんて、意外だなぁ」
そう言って、ニタニタと征服者の笑みを浮かべ、健太郎は肉棒を私の喉の奥深く、沈めていくのでした。
もう、私の下半身はグタグタに乱れ、黒棒の動きに合わせて自然に腰がくねくねと妖しく動いていました。
「あー、健太郎。こんなの初めてよ……全身が蕩けそうよ」
「いいかい、小雪? イッてもいいんだよ」
「うん、うん」
声にならない喘ぎをあげていた私に、「イク時は、大きな声で『イキます』って言わなきゃ、わかんないからね」
「うん、ウッ……イキッ……」
小さく叫んでしまいましたが、彼は許してくれません。
急に荒々しい口調で、「聞こえないぞ。もっと大きい声で言え。気持ちよかったら、もっと大きい声を出してみろよ!」
そんなこと急に言われても、恥ずかしくって、大きな声は出せないものです。
それなのに彼ったら、「聞こえない。もっと大きい声を出せ!」と命令するのです。
まるで催眠術にでもかかったかのように、私はいつの間にか、自分のプライドの壁を乗り越え、魂を晒すような大きい声で、「イキーッ! アーッ! 気持ちいいー!」と、何度も何度も繰り返し叫んでいました。
こんなに恥ずかしい格好で、体もしばられ、自由を奪われ、彼の思うようにいたぶられ、罵られ、辱められているというのに、私は口をダラリと開け、腰を浮かせて、彼の黒棒を受け入れているなんて……何て淫らな女になってしまったのでしょう。
こんな不思議な気持ちは、今までに味わったことのないものでした。
今までは常に自分が上位に立ち、彼を支配していたつもりだったのに、もう今では、彼の言うままに恥ずかしい事を平気でされたり、みだらなポーズをとらされたり……。
しかし、それが私の内に潜んでいた快感を、決定的に呼び起こしたようで、もう屈辱を受けないと、感じることのできない、倒錯した体になってしまったんです。
このあいだなんて、自分の口から、「もっと痛くして! 噛んで!」なんて狂った要求をしてしまい、彼を驚かせてしまいましたが、もっともっと違った方法で、私のこと痛めつけて、恥ずかしめて欲しいなんて、そんな事思いながら、いつのまにか、彼に調教されたM女になっていく自分を、少し怖く思うんです。この快感の深淵に、どこまでも沈んでいってしまう気がして……。
3つ年下の可愛い男の子から倒錯性愛を経験させられた小雪さん。
戸惑いながらも、体の芯から湧き上がってくる快美感に身を委ね、淫らな言葉を言い続けてしまった彼女。
初めてのプレイの後は恥ずかしさの余り、彼氏の顔をまともに見ることができなかったそうです。
その後も二人の関係は、うまく続いているそうですが、次第に淫乱な女性へと調教されていく小雪さんです。
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