【おじさんとの出会い】長野奈々(18歳・学生)からの投稿

いきなり、こんなタイトルですいません。

すっごく昔の話ですけど興味があったら読んでみてください。

私は、埼玉の川越にあるメチャクチャ厳しい女子高に通ってました。

校則が厳しくて、アルバイトはもちろんダメだし、髪形も服装も他の高校からは想像出来ない位の厳格さでした。

当時、ビジュアル系のバンドにハマってまして、毎月のお小遣いを貯めては、CDを買ったり、グッズを買ったりしていました。

ある時、地元でライブをやるとの事で何が何でもそのライブへ行きたく、どうしてもチケットを欲しくて堪りませんでした。

でも、私の毎月の小遣いでは、当日ライブに着ていく洋服とチケットの両方を買えるだけの貯金がありませんでした。

そんな時、偶然学校帰りに中学校の同級生のA子に会いました。

卒業してから、一度も会って無かったので駅前のマックに入りワイワイ話も弾んで、かなりおしゃべりをした覚えがあります。

その日はそのまま帰ったのですが、後日、また会えない?ってメッセージがありました。

今と違ってスマホも無い時代ですから、いわゆるガラケーってやつですよ。

私もイイよ~なんて即答して、また学校帰りに駅前で会う約束をしました。

A子との待ち合わせの当日、私の知らないA子の学校の友達B子も含めて三人でまたマックへ行きました。

外見ではまだまだ幼い三人でしたが、A子の友達B子が結構大人の会話をする子で、A子は普通に聞いているのに、私は興味津々でずっと聞き入ってました。

とにかく、私には遠い世界の事ばかりで、驚きの内容。

当時、世間では「出会い系・援助交際」と言った言葉がテレビや雑誌から、聞いてはいましたが私には関係のない話題だと思ってました。

そこへ、同級生のA子とその友達B子から、普通に聞かされている訳ですから、私がビックリするのは当たり前ですよね。

A子の友達B子は「出会い系」で援助交際もしているけど、A子はまだやってないらしく、興味があるけど迷っている様子でした。

そこで、A子は一緒にやらない?って私を誘ってきました。

A子やその友達B子が貰っているお金の金額を考えると、洋服代はもちろん、ライブにも行けてグッズも代える程の金額は正直言って魅力でした。

かなり迷いました、でも、やっぱり悪い事です。

「後ろめたい事なのでA子は仲間が欲しかったんだな~」ってすぐに分かりましたけど「私、ちょっと怖いから先にA子がやってみなよ~」なんて、はぐらかしてその場をしのぎました。

A子は私が断らないだろうと思っていたのかちょっと不機嫌でしたが、知らない色々な話が聞けて私的には十分満足だったんですけどね。

二人には伝えて無かったけど、実は男の子と付き合ったことも無く、手も繋いだことも無いキスなんてはるか彼方でしたし「SEXって何ですか?」っていうほどの正真正銘のバージンでしたから、実は会話中、ずっと知ったかぶりしてウンウンと頷いてました。

私が特別なんじゃなく、内心ドキドキだったのはこの年頃の女の子なら普通の事なんじゃないかと思いますよ。

三人で会った日から2週間ほど経った日、久しぶりにA子から電話があり「A子が中年のおじさんと会ってご飯を食べただけでお小遣いを貰った」と言う内容でした。

身体の関係も無くご飯を食べながら何時間かお話をしただけで、私の1か月分位のお金を貰っていて、正直ビックリしましたし羨ましく思いました。

「ホントに!いいな~」と、私が少し興味を示すとA子は「実はそのおじさんから、他にも会える子がいれば紹介して欲しいって言われてて」と。

「いいけど、会う時はA子も一緒に行ってくれるよね?」と聞き返すと「うん、私も一緒だからへーきへーき、心配しないで」って言ってくれたので、学校帰りに私とA子とおじさんの3人で会う事になりました。

その週の土曜日、A子との待ち合わせ場所に向かう途中で携帯にA子からメッセージが届き「ゴメン、今日行けなくなっちゃった、だから奈々、1人で会ってきて、お願い!」っておじさんの携帯番号と一緒に送られてきました。

頭の中では「ムリムリムリ」とためらう気持ちと「でも何時間か我慢すればお小遣い1か月分のお金が貰える」という気持ちが葛藤していました。

とりあえずA子には「うん、分かった」と返信をして、待ち合わせの場所まで向かいました。

待ち合わせ場所に着いてからA子から言われた通りにメッセージに書かれた携帯番号へ電話をすると「もしもし、奈々ちゃん?もう、着いたの、早いね、私もすぐに向かうから、もう少し待ってて」と今日会う約束のおじさんでした。

10分位待っていると「奈々ちゃんかな?」と声を掛けられ振り向くと、中年のおじさんがそこに立っていました。

「あっ、長野です」と答えると「良く行く喫茶店が近くにあるから、そこへ行こう」と、私の前を歩き始めました。

会うまでは中年のおじさんと聞かされていたけど、実際に会ってみたら自分のお父さんよりも若く見えるし、テレビに出てくる俳優さんみたいな男性で正直驚きました。

そんな雰囲気のおじさんだったので、喫茶店では話も凄く弾んでしまい「若い子と話すの慣れているんだな」ってちょっと感心しちゃいました。

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