第二章【性奴隷の証】畑野安香里(25歳・アナウンサー)からの告白

名前:畑野安香里(仮名)

年齢:25歳

職業:元アナウンサー

スリーサイズ:T157cm/B84cm/W60cm/H90cm

元アナウンサー、畑野安香里(はたの あかり)、25歳。

かつてはその声で人々を魅了したが、不祥事をきっかけに全てを失う。

現在は再起を夢見ながら、”ご主人様”と慕う男の元で、心身ともに尽くす日々を送る。

身体に刻まれた「奴隷の証」と、幾度もの苛烈な調教によって植え付けられた絶対的な服従心。

彼女はそれを屈辱ではなく、愛されるための勲章と信じている。

“女優”という新たな舞台を与えられた彼女が、その先に掴むのは栄光か、それとも更なる奈落か。光と影の間で生きる、一人の女の壮絶な物語。


『身も心も常に美しく。人前に出ても恥ずかしくない女でいろ』

ご主人様の言葉は、安香里の生きる指針そのものだった。

その一環として、約一年前から銀座の某医療系エステサロンに週二回通うことが義務付けられている。

ご主人様のご紹介でなければ、決して足を踏み入れることのできない高級サロン。

脇や腕、脚はもちろんのこと、全身の体毛という体毛はすべて、専門家の手によって丁寧に葬り去られてきた。

特にVIOラインは、ご主人様の知人でもある院長自らが施術を担当する。

レーザーの光が肌を焼く微かな痛みは、美しくなるための試練。

その先には、生まれたばかりの赤子のように一点の曇りもない、清らかな肌が待っている。

鏡に映る自分の裸身を確かめる。

産毛一本すら見当たらない滑らかな肌の中心で、無防備なクリトリスだけがぷっくりと存在を主張しているかのようだった。

その日の夜、ご主人様は穏やかな声で安香里に告げた。

「良く一年頑張ったね。今日は、記念日になる日だよ」

記念日――。

その言葉が持つ甘い響きに、安香里は感激のあまり泣きそうになる。

ご主人様と共に過ごす毎日は、それだけで記念日のように輝いているというのに。

この上、まだ特別な何かを与えてくださるというのだろうか。

期待に胸を膨らませ、3階の調教部屋へと向かう。

だが、扉を開けた瞬間、安香里は息をのんだ。

部屋の中央に置かれたテーブルには、いつもとは違う、見たこともない器具が並べられていた。

手術室のそれのように冷たい輝きを放つ、ステンレス製の医療器具の数々。

それを見た途端、安香里の額にじっとりと汗が滲む。

甘い期待は急速に色褪せ、得体の知れない恐怖が足元から這い上がってきた。

まるで初めての調教の日を思い出す。

期待と恐怖、そして背徳的な興奮が入り混じった、あの感覚。

心臓が早鐘を打ち、ご主人様の到着を待つ時間が永遠のように感じられた。

やがて背後で扉が開き、ご主人様が静かに入ってこられた。

「少し、緊張しているようだな」

心の中をすべて見透かすような声に、安香里の肩が微かに震える。

革の拘束具が、緊張で少し汗ばんだ裸の身体に、一つひとつ装着されていく。

冷たいレザーが肌に吸い付く感触。

一通り着け終わると、両手首をひとつにまとめられ、天井から下がる鎖に繋がれた。

つま先だけが辛うじて床に触れる、不安定な吊り下げの状態。

さらに、脚を大きく開いて固定するための、鉄製の枷(かせ)が取り付けられる。

きつく締められた拘束具は、汗ばんだ乳房に密着し、その輪郭をくっきりと浮き上がらせた。

まるで妊婦のように張りつめた乳房を、ご主人様は力いっぱい鷲掴みにする。

そして、ナイロン製の硬い釣り糸を取り出し、両方の乳首の根元に、食い込むほど強く結わえつけていく。

「いっ……!」

声にならない悲鳴が喉で詰まる。

だが、ぐっと痛みを堪えているうちに、その鋭い疼きが、じわりと熱い快感に変わっていくのがわかった。

両乳首への処置を終えると、ご主人様はその糸の端を、脱毛処理ですっかり剥き出しになったクリトリスへと伸ばした。

糸が敏感な粘心に巻き付けられる。

それは快感と呼ぶにはあまりにも苛烈な刺激だった。

「あッ、ぁ……んぅ……っ」

堪えきれず、喘ぎ声が漏れる。

クリトリスに結ばれた糸のもう一端は、乳首に繋がっている。

つま先立ちの身体が自然と揺れるたび、三点を結ぶ糸が“ピンッ”と張り、脳髄を貫くような鋭い痛みが走った。

その苦痛の波の向こう側から、倒錯した悦びが身体の芯へと送り込まれてくる。

吊るされたまま、何度絶頂を迎えただろうか。

強制的に勃起させられたクリトリスは、もはや安香里の意思とは無関係に興奮を続け、溢れ出た愛液が生理の経血のように太腿を伝い落ちていた。

「どうだい。随分と大きくなったじゃないか。じっくりと一年かけた甲斐があったな」

ご主人様の満足げな声で、安香里は我に返った。

恐る恐る自らのVゾーンに目をやると、糸で常に引っ張られ続けたクリトリスは、恥骨よりも高く張り出し、自分でもはっきりと認識できるほどに肥大化していた。

「今日は記念日だと言ったね。それは、この大きくなったクリトリスに、ピアスを開けることだよ」

ご主人様は、恍惚とした表情で続ける。

「安香里が、私の立派な奴隷となる証だ。……嬉しいだろう?」

――ああ、やっと。やっと、認めてもらえる。

この一年は、この瞬間のためにあったのだ。

これからもずっと、ご主人様のそばにいられる。

喜びのあまり、声が震えた。

「はい……!とっても、とっても嬉しいです……!安香里の、一生の、思い出になります……!」

身体の痙攣が収まらないまま床に降ろされ、安香里はぐったりと崩れ落ちた。

ご主人様は首輪に繋がれたリードをぐいと引き、部屋の隅に設置された産婦人科用の内診台へ座るよう命じる。

スイッチが入れられると、背もたれが自動で倒れ、両脚は無慈悲に開かれていく。

愛液で濡れそぼった秘部が、照明の下に無防備に晒された。

ゴム手袋をはめたご主人様が、アソコの周囲と腫れ上がったクリトリスを、アルコールで丹念に消毒していく。

その冷たさに、安香里の身体がびくりと跳ねた。

ピアスの穴を開けるための専用器具、ピアッサー。

その金属の先端が、充血したクリトリスにゆっくりと固定される。

「いいかい、安香里。少し痛いかもしれないが、一瞬だから辛抱しなさい」

「……こわい」

思わず、本音が漏れた。

心臓が張り裂けそうなほど激しく鼓動している。

「嫌なら止めるぞ。いいのか」

冷たい声に、安香里ははっとした。

この恐怖に負けてしまえば、全てが終わる。

「ご、ご主人様……ごめんなさい……!ピアスを、お願いします……!」

恐怖に耐え、懇願する。

その言葉が終わるか終わらないかの瞬間、下半身に雷が落ちたような激痛が走った。

クリトリスに、ジーンとした痛みと痺れが、熱を持って広がっていく。

「安香里、終わったよ。……ほら、自分で確認しなさい」

ご主人様がスイッチを押すと、上半身がゆっくりと起き上がった。

視線の先、肉体に金属が穿たれたばかりのそこからは、生々しい血が滲んでいる。

だが、その中心には――ダイヤモンドよりも眩く見える、小さなピアスが確かに埋め込まれていた。

「なんだ、泣いているのか。痛みよりも、驚きの方が大きいからだろう」

優しい声と共に、涙が頬を伝った。

「はい……びっくりして……自然に……。ピアス、本当に、嬉しいです……」

「穴が塞がるまではシャワーは禁止だ。それと、今日と明日の奉仕は休んでいい。その分、明後日からは……わかっているな?」期待に満ちた言葉に、安香里は深く頷いた。

出血が止まるまでの間、止血用のナプキンを当てるため、この日だけは下着を着けることが許される。

ご主人様からの贈り物が、自分の身体の一部になる。

こんなにも心ときめく瞬間が、この世のどんな女性に訪れるだろうか。

安香里は、自らのクリトリスに輝く小さな光を、愛おしくてたまらない宝物のように、いつまでも見つめていた。

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