私、塚本美樹は、自身のマゾヒズムに女子大生の二年生の頃から気づいていました。
生真面目な教師という表の顔の裏で、誰かに支配されたい、辱められたいという黒い欲望を抱えていたのです。
そんな私のM性を発見し、目覚めさせたのが、ご主人様(須藤)という男でした。
彼は私にとって肉体と精神の支配者であり、人生の教師でもありました。
初めて彼と出会ったのは、退屈な学生生活の中で偶然見つけたSMクラブでした。
彼の冷酷な視線と、絶対的な支配力に触れた瞬間、私の内なる淫乱な魂が一気に開花したのです。
以降、十年以上にわたって、私は心も肉体もすみずみまで飼育され、調教されてきたのです。
女子学生の時代、新米教師になってから、別の高校に勤める教師の夫と知り合い結婚するまでの間も、私は彼に逢う時間を捻出し続けました。
夫との淡白な結婚生活は、私の中の深いM欲求を満たすことはありませんでした。
その満たされない飢えこそが、私を須藤様への従順な『共犯者』として留まらせる最も大きな原因だったのです。
マゾペット女教師・美樹との学生服プレイ
私のマゾ奴隷となっているインストラクター森下奈々との交際は続いていたが、他のマゾペットたちの相手もたまにはしてやらなくてはならない。
そういうわけで、今回は嫉妬深い奈々の目を盗んで、女教師の美樹を久しぶりに縛ってやることにした。
すでに一人子供のいる美樹は、三十女になったばかりで、そろそろ肉体的にも十分に熟し、官能のときめきも、十代、二十代の頃とはひと味違った味わいを出しているようだった。
かつて実際に愛用した学生服を着せられて緊縛されることで、美樹は心理的にタイムトリップし、表情までも、幾分、幼なげになったかのように見えた。
それは、あくまでも錯覚ではあるが、少なくとも、そうした外見によって、私のサディスティックな情感は昂ぶり、文字通り、女子高生の美樹に、縄の味を十二分に教え込む、背徳教師と化すわけだ。
久し振りに学生服プレイをすることにした。
美樹自身も、普段自分が教えている女子高生たちと、外見的には同年代に『変身』することに秘かな楽しみを見い出しているようだった。
キリッとした感じのいかにも女教師らしいワンピースを着て、下着は大人の女性らしいベージュのキャミソールを見に付けていた美樹だったが、今着ているのは真っ白な木綿のパンティーをはき、少女らしい清潔そうなスリップに、足首のところで折る白い木綿の靴下だ。
その上から、昔着た学生服を着て縛られている姿勢は、顔さえ、もう少し幼なさが残っていれば、本当の女子高生とまちがえてしまうくらいだ。
普段は、軽くルージュをつけている唇も、ティッシュで紅をふきとって、女子高生っぽく見せているために、なんとも可憐な感じがする。
「これは驚いた。美樹は、すっかり女子高生に戻ってしまったね。その姿ならば、街角に出て本物の女子高生たちと混っても、ほとんど分らないだろうな。どうだい、ちょっと外に出てみようか?」
私の意表を突いた提案に、美樹は、かなりドキッとしたようだった。
「そんなこと……! いくら、そうみえるからといっても、同僚の先生なんかに会ったりしたら大変です。それに、こうしたホテルの密室だから、私、ご主人様の言うこときいて、こんな恥ずかしい格好を我慢してるんです」
ちょっとした言葉のいたずらが、美樹の羞恥心を刺激したようだ。
あれほど長年月にわたって、肉体も心も微に入り細をうがって飼育してきたのに、さすがに羞恥心だけはまだ普通のSMの味を知らない女性同様に残っている。
というか、私からさまざまなプレイを教え込まれていく過程で、羞恥心と肉体をもだえさせるふりをするだけでも私の情欲を十分に昂めることができるということをマゾ化した肉奴隷の本能で知っている美樹は、少くとも羞恥心を感じているという素ぶりを私に分らせるように示すのだ。
この淫らにも愛らしい縄仕掛けのオートマタは、すでに、縛られ、目隠しされている肉体の中で自由な部分である唇を、じりじりと、私のズボンのジッパーへと近づけてくる。
これまでの無数のプレイで、頭の中にすっかり叩き込まれたフェラチオがしたくてたまらないのだ。
黙っていると、舌を出して、その先で、チャックを探しあて、歯でうまく咬むと、ツーと下の方へとチャックを降ろしていく。
「こら。まだ女子高校生は、そんなことをしてはいけないぞ。それに、誰からそんなことを教えられたのだ。先生にちゃんと言いなさい。そういう不良の女の子がするような事を私にしようとしたのだから、これからお仕置をする。こっちにお尻を出しなさい」
マゾペットは、あと少しというところで大好物を味わい損ない、不満そうな口元を閉じて、頭をカーペットの上にのせて、ヒップを突き出した。
私は、手際よく紺の学生服のスカートを背の方にまくり上げ、白いスリップもまくり、目を刺すような白いパンティを素早く太腿の方にずり下ろすと、ぷりぷりとした白桃をむき出しにし、お尻の穴の締まり具合をまず人差し指を突っ込んで点検すると、今度は、両の手の平で、そのむき卵のようなヒップをペチャペチャとスパンキングしてやる。
「悪い子だ。こらしめてやる」
そういいながら、今度は、ホテルの部屋にあるスリッパでいく分きつめにパチパチと叩いていくと、白桃は、段々とピンク色に染まっていく。
次は、ズボンの皮バンドを抜くと、バンドをムチの代わりにして、ピシッピシッと打ってやる。
時々、わざとバンドの先がアヌスのあたりに触れるように打ってやると、そのたびにビクビクッとヒップが揺れ、アヌスがキュッとおちょぼ口を閉じるかのような様子が手にとるように分る。
「ねえ。あの、お尻が……。お尻がひりひりしてたまらないの。あんまりお尻をいじめられると私……」
(痛い。でも、この痛みが、私を支配している証拠。もっと、もっと、私を卑しい肉奴隷にして)
「感じてしまうっていうのかい? それなら、もっといじめてやろう。ホレッ!」
ピシッ、ピシッという皮バンドのムチ音が、ゴムマリのように弾みのある肉の豊かな双球に炸裂する。
「イヤ、イヤッ! もう痛くてたまらない。そんなにされると、授業する時に、椅子に座れなくなってしまうでしょ。お願いですから、もっと別のことをして下さい」
マゾペットは、段々と本性を現わして来た。
痛がって、別のことをして欲しいというのは、ムチ打ちはもう十分味わったから、次の責めをして欲しいというおねだりなのだ。
「よしっ。そんなに言うなら、別のことをしてやろう。ただし、こっちの方がもっと痛いかも知れないぞ」
私はお仕置きに、秋の赤い羽根募金の時に買い集めた羽毛付きの針の先に、消しゴムを小さく丸く切った重しをつけると、今度は、それをさっきのスパンキングで哀れなピンク色に腫れた双球に向けて、投げ針遊びをする。的の中心は、勿論、小さくすぼまっておびえている美樹のアヌスだ。
「さあ、こっちにちゃんとお尻を向けるんだ。そうそう。それから声が出ないように猿ぐつわをしなくてはならないから、そら、アーンと大きく口を開けるんだ」
開けられた口に、私は大きなゴム球をすっぽり入れると、自転車用のチューブを切って作った生ゴムのヒモ状の猿ぐつわで、ぴっちりと口をおおってしまう。
これで、マゾペットは、少々痛がって声を出しても、ほとんど声が出ないようになったわけだ。
「さあっ、始めるぞ。もっと、ちゃんとお尻を向けるんだ」
ピュンと飛ぶ、投げ針が、次から次にチクチクと弾力性には富むがデリケートなヒップの肌を攻撃する。そんなに強く投げているわけではないので、尻肉に刺されるのは数本に一本ぐらい。
それでも何本かアヌスの周辺に突きささった。
マゾ奴隷は、しきりにアムアム、ウムウムと呻いてはいるが、言葉にはならないので、それをいいことに、私は訴えを無視して、アヌスへの命中を狙って、いたずらゲームに興じる。
そのうちの一本がひくひく揺れて逃げまわるアヌスのすぐそばに命中した。「アムン、ムン、ムン」と、必死の声を出して、私に投げ針責めを中止して欲しいと訴えているのだろう。
それでも、女性器にそっと指をさし入れると、ヌルヌルに濡れ、潤っている。
口では嫌がっても、肉体は、すっかり苦痛の快楽に悶えてしまっていることは歴然としている。
そうこうしているうちに、私自身も、サディスティックな感情が抑え切れないほどに昂ぶってきて、ブリーフの中は、パンパンに肉茎が張り切っている。
そうなると、当然、次は、アナル犯しで少し楽しみ、次は、たっぷりとフェラチオをさせてと妄想は続くが、まずは、プチプチと刺さっている投げ針を抜いてやると、おびえているアヌスにクリームをたっぷりすり込み、怒張したものをズブリと突き刺してやる。
亀頭の部分がスッポリ入った時点で、美樹は、恐らく何らかの快感(或いは激痛)を感じたのだろう。ヒップをブルッ、ブルッと震わせた。
後は、一気にペニスの根元まで没入させると、直腸の中を前後左右にかき廻すようにして、念入りに犯してやる。
そこまでくると、これまでの度重なるアナル責めで、すっかり肉体が慣らされている美樹は、直腸をヒクヒクと痙攣させるようにしながら、ヒップをぐったりとさせ、文字通リ縄人形のように、私のなすがままだ。
ひと通りアヌスを味わった私は、まだまだアヌスをひくつかせているマゾペットの白桃からペニスを引き抜くと、後ろ手に縛られてはいるがそこの部分だけは自由になっている両手の指に、ペニスをあてがう。
「どうだ。お尻の穴は気持良かったか? ほらっ。こんなに太くて固いものが入ってたんだぞ。よく、指で触って確かめるんだ」
犯された直腸の体温で温かくなった肉茎を握らせる。
マゾペットの白い十本の指が、犯された直腸の体温でホカホカに温まって溶けたアヌスクリームがぺったりと全体についている肉茎をもぞもぞと探るように動いている。
これはまた、アナル責めやフェラチオとは、異なる独特の刺激をペニスに与える。
女の細い指は冷たく、その感触が気持良い。
黙って見ていると、片っぽの手の指が、亀頭のあたり、もう片っぽの五本の指は、前立腺からアリの戸渡りへと巧みに、男の快楽のツボをまさぐっている。
このまま発射してしまいそうだった。
これも、そのまま触らせておくと、マゾペットの両手の中に発射してしまいかねないので、私は、だし抜けに、その手指の攻撃からすっと逃げることにした。
そこで私は、よく言うことを聞いたご褒美として、おしゃぶりをさせてやることにした。
カーペットの上に学生服姿の美樹を正座させると、例のゴム球を口から外してやり、それに代るものとして、大好物で口をふさいでやることにした。
それまでずっと猿ぐつわをされていた美樹の口の中は、唾液でぐちゃぐちゃになっていたが、それがかえって、私の快楽を昂めた。
マゾペットは、自由になった淫らな口と、唇を総動員して、私の肉棒に吸いつき、しゃぶり、舐め、噛み、味わっていた。
もっとも、そのご褒美も十分ほどでお仕舞いにすると、次は乳房責めをすることにした。
まず、指の先で、乳首をつまんで、ねじるようにして引っ張る。
右手で右乳首を責めながら、背後から、左手の指がマゾペットのアヌスをいたずらする。
アヌスは、さっき、存分に犯されたばかりなので、快楽と苦痛の余韻が残っている。
そこを再び刺激し、淫楽に再び点火しながら、乳首をなぶる。
左乳首には、洗濯バサミを挟んでしまう。
というわけで、乳首は痛いが、一方、お尻の穴の方は、妖しい感覚ながらも、快楽には違いないわけで、マゾペットは、その両方を、同時平行的に感じ、身もだえすることになる。
しかも、そのあられもない姿勢をさらしている美樹の正面に、姿見が来るように、位置関係も十分に考えられているわけで、目隠しをとってやった時の、マゾペットの当惑して恥ずかし気な表情は、なんとも言えない淫らな色気を発散していた。
「どうだい、これが美樹のあるがままの姿なんだよ。学生服を着て、縛られ、お尻の穴は指でいたずらされ、乳首もこんなにいじめられているのに、こんなにウットリした表情をしている。やっぱり美樹は、本当の姿は、こうした淫らな女教師なんだね」
背後から、美樹の耳元に説得するように言って聞かせる私のやり方が、少しずつこのマゾのオートマタの心理のすみずみまで行き渡り、気が付いた時には、麻薬のように効き始めるというわけだ。
その淫らなお尻の穴には、人差し指の他に、親指と中指も加わり、その三本が同時に、或いはバラバラに、マゾペットの感じやすいアヌスのヒダヒダを好きなように弄ぶ。
「アン……。とても変な気持ち。とてもエッチでいけないことをしている感じなの。恥ずかしいけど、私、お尻の穴をそういう風にしてもらうと、身体中の力が抜けて、なんだかすごくいやらしい事したり、されたくなってくるの」
なかなかのインテリでもある美樹は、かなりナルシシズムなところがあり、私は、いわば、彼女のそうし性格もうまく利用して、飼育を完成させてきたともいえそうだ。
「そうかそうか。聞きわけのいい子だ。じゃあ、今度は首輪をつけてあげるから、僕の忠実なメス犬になるんだ。エサもたっぷりあげるから、よく言うことを聞くんだぞ」
学生服を着たまま麻縄で縛られ、白いお尻はむき出しにされ、乳房もはだけられたマゾペット女教師・美樹に、今度は首輪がつけられた。
その姿は、まさしく極めつけの変態、倒錯美をかもし出している。
コメントを残す