〈懲役9年〉「中2の春に理科準備室で…」「卒業後もラブホテルに連れ込まれた」被害者A子さんが初公判で証言 準強姦致傷で逮捕の練馬区わいせつ校長(57)の「鬼畜の仕業」

14年前に勤務していた中学校で女子生徒に性的暴行を加え、けがをさせたとして、準強姦(ごうかん)致傷罪などに問われた東京都の中学校教員・北村比左嘉容疑者(57)の裁判員裁判の判決が9日、東京地裁であった。

「マッサージ器を直接陰部に押し当てられました。ローターは膣の中に入っていたと思います」

「通報者の教え子は、当時13、14歳の中学2年生。押収された動画データ29点、静止画データ19点には、北村被告が彼女の性器に触れたり、陰茎を挿入しているシーンが収められていました。被害者は彼女だけではなく、当時14、15歳の中学3年生だったA子さんに対する性的行為も記録されていた」

「服を脱がされて陰部を触られて。マッサージ器は強い振動があるので、下腹部が痛かったです。ローターは入れるときに痛いと思った。振動も嫌だなと不快だった。膣に無理やり入れるときに、何か引き裂かれる感じはありました。痛みは、2、3日。耐えるしかない痛みだった」

校長室から押収された動画には、北村被告がA子さんに陰茎を挿入するシーンが収められていた。当時、北村被告はA子さんに対し、性行為の意味をこう告げていた。